ひとひらblog

インプットするために、ブログを始めました。本、プログラミングなどの記事多め。

1,[今回紹介する本]

 

三浦しをん作の”風が強く吹いている”です。

 

 

この作品を紹介する前に皆さんは正月どのように過ごしてますか?初詣行ったり、家でゆっくり過ごしたり、雑煮を食べたり過ごしていると思います。ここで箱根駅伝見ているという方も多いでしょう。

 

今回紹介する「風が強く吹いている」という作品は、箱根駅伝を題材にした作品なんです。

 

2,[作品紹介] 

寛政大学に通う灰二(はいじ)は箱根駅伝で走りたいという夢があった。

しかし、寛政大学は縁遠い駅伝無名校であった。そんな4月になろうとするある日、天才ランナー走(かける)と出会うことによって、灰二の歯車が動き出す。走ることに1年を捧げた10人の駅伝部は、個性豊かなメンバー揃い。

 

オタクの王子、司法試験合格者のユキ、黒人留学生のムサ、留年したニコチャン先輩、顔がそっくりジョータ、ジョージ兄弟、何でもそつなくこなす神童、就活生のキング、みんなのお兄ちゃんハイジ、走りバカのカケル。長距離を走ることに1年を掛けた10人のメンバー達は自分の限界に挑み。ゴールを目指してタスキを繋ぐ一人一人にドラマがあった。

 

3,[感じたこと、学んだこと]

風が強く吹いているがアニメ化したのを視聴して、原作に読み始めたのがきっかけでした。本音を言うとこんな青春送りたい。こんなメンバーが周りにいれば楽しかったのかなと思いました・・・・・・・

 

こんな感想だと中身がないので、ここでは一人取り上げて書いていきます。灰二の夢を動き出した”走”という人物は、走るという才能はあった。その一方で、人間的には未熟な部分があり、走りに対する姿勢もただ好きだから走るだけであった。周りの人たちと接していくうちに人間的にも少しずつ成長していく。ただのエースではなく、物語終盤では真のエースになっていく姿は圧巻です。

 

一番この作品で学んだことは、一人はみんなのために、みんなは一人のために”駅伝では1人がリタイアしたら、メンバーの努力が無意味になってしまう。何とか次の走者にタスキを繋ぐというのは、容易なことではない。5区の山登りでそのことを強く感じました。

 

 

4,[最後に]

私は三浦しをんの作品を風が強く吹いている、舟を編むを読みました。三浦しをんさんの作品とは、相性がいいのかもしれません。皆さんお勧めの作品あったら教えてください。読んでみたいなと思った方は、是非とも読んでみて下さい。